2012年5月28日

バースへ小旅行。 〔ローマン・バス博物館編〕




2週間ほど前、世界遺産の街バース(Bath)と、
ストーンヘンジのあるソールズベリー(Salisbury)へ1泊2日の小旅行をしてきました。

ロンドンから列車で1時間半。

.....ですが、節約隊の私たちはNational Expressの長距離バスを利用。
行きは片道ひとり£10でした!(ただし3時間半かかりますが。)



素敵なことに、この街は全体が世界遺産に登録されているのです☆

バースは2000年前のローマ支配時代、温泉の街として発展し
まさにこの名前が場(Bath)」の語源となったのです。



こんなどんより空でもほんわか明るく見えるのは
街全体がこのハチミツ色の建物で統一されているおかげかも。



この地域で採れる素材を使っているそうです。
やさしい色合いでなんだか安心しませんか?



元修道院、現教会のバース・アビー。
写真じゃ小さすぎですが、左右の天使がはしごを登る彫刻が特徴的。



重厚感ありあまる扉は木製!!

建物は壁の8割が窓で、大量の光が差し込むため
「西のランタン」と呼ばれているそう。




教会のま隣にあるのが大浴場の遺跡
ローマン・バス博物館。

入場料は年々値上がりしているらしく£12.25
でもうれしい無料日本語ガイダンス付き♪








いまでも毎日温泉は沸き出ていて、触ると生暖かくぬる~い。
まさに生きる遺跡!
(緑色なのは藻がはっているから。)



「テルマエ・ロマエ」の世界!




見学できるのは温泉だけかと思ったら
意外にも広い展示会場におどろき。

しかも、ガイダンスの説明も丁寧でものすごく分かりやすい。
社会科見学に来た小学生のような気持ちで歩き回れます☆



発掘された当時の道具やらなにやら。模型や映像もいっぱい。



いまの遺跡からは想像つきませんが、当時建物はかなりカラフルだったとか。




ローマ時代、神殿に奉られ崇拝されていた女王ミネルヴァの金の頭像。
発掘の際に偶然発見されたもので、いまこうして見られるのはものすご~く奇跡的なことらしい。




さてこれは一体なんでしょう?



正解はサウナ!(蒸し風呂)

漫画「テルマエ・ロマエ」のワンシーンにもありましたが
ここで汗をかいて、体中のアカをこすってもらうんですねぇ。
いまシャワーしかない我が家の状況からすると
想像するだけで気持ちよさそう~ 羨ましい...



暗い部屋にあるのは水風呂。本当に現代のスーパー銭湯ですね。
水の底でキラキラ光っているのは大量のコインです。
なんで水を見るとみんなお金を投げ入れたくなるのか不思議.....。







当時の人々にとって、ここは大切な憩いの場、
生活に欠かせないものだったそうです。



最後に温泉の試飲コーナーが設けられているあたりがニクイ。
前にいた人たち、飲むなり「オエー!!」という反応をしておりました。わかる。。。




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