2012年5月31日

ソールズベリーのホテル『Number.64』



スパにどっぷり浸かって体をふやふやにした後は
バースからソールズベリーへ電車移動。


チケットは、駅の券売機で普通に買えます。
大人 £15.20でした。
バースからソールズベリーまで1時間半くらいなので、あっという間です。



ホテルはBooking.comというサイトで予約済み。
『Number.64』という名前で、二部屋しかない超こぢんまりホテル(B&B)です。
ふたりで1泊£60でした。(朝食付きだとプラス£8だったかな?)




到着した時は夜10時過ぎで あたりは真っ~暗だったので、外観は翌朝撮影しました。
青い扉が目印です。









私たちの部屋は3階の、いわゆる屋根裏部屋でした。



しかし・・・これがまた屋根裏とは思えない素敵空間!






ウェルカムフルーツもあるしお湯も沸かせるし



ジャーの中にはチョコレートまで完備☆☆



ヒーターがあるので濡れた水着もバッチリ乾かすことができました。



TUBEの看板に見立てたユニークな禁煙札



せまい空間も有効活用していて無駄がない部屋に感心、感心。



清潔感がありすぎて逆に使いにくいバスルーム 笑

(最初にこの家の方に説明を受けましたが、なぜかトイレを流す音がズゴゴゴゴーー!!
稲妻のような激しさなので覚悟が必要です。)






海外のホテルにはめずらしくアメニティセットも!!

二部屋しかないのに、こういう心配りが嬉しいホテルでした。
オススメです。




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2012年5月29日

〔テルマエ・バース・スパ編〕



実はここバースには、イギリス国内で唯一、
市民が利用できる天然温泉があるのです!
(水着着用なのでほぼ温水プール)

今回わたしたちが訪れた最大の理由がこれ。
渡英して1年、もういい加減お風呂が恋しくてたまらない.....


温泉に行く前ににちょっと休憩。
ってことでバース・アビーのすぐそばにあったカフェに入ってみました。



カフェ・ベーカリーという感じで気取らずいい雰囲気の店内。



Latte £2.40
Earl Grey Tea £2.35
Pastries £1.85
Fruit Scone Cream&Jam £2.95

観光地ド真ん中の立地のせいかちょっと高め?
ロンドンと変わらない値段設定ですね。でもおいしかったです☆



駅周辺はロンドンと変わらず、普通にスーパーや洋服チェーン店があるので
水着はH&Mで調達。上(£3.99)・下(£3.99)でした。



緑が多く美しい街並み。






『ザ・サーカス』

ローマのコロシアムをモデルに、ジョン・ウッドの手により設計された見事な円形広場。
33軒の家がわん曲する形で、真ん中の広場をぐるりと囲っています。



地上階がドーリス 様式
中央階がイオニア様式
上層階がコリント様式

・・・と、とても手の込んだ作りになっていて、ジョン・ウッドの傑作と言われています。
こうやって横から見ると、その美しさがよ~く分かる。






『ロイヤル・クレセント』

こちらはジョン・ウッドの息子による建築。
さきほどのザ・サーカスのちょっと先にあり、さらに大きな円弧を描く30軒のテラスハウス。



一番右端の家は博物館になっていて、
ジョージ王朝時代の壮麗な室内の様子が見学できるようになっています。



建物の真ん前に広がるロイヤル・ヴィクトリア・パーク。
まだちょっと肌寒いけど散歩やピクニックには最高ですね。

毎日窓からこんな素敵な景色が見えるなんて・・・




さて、街中を探索したらお待ちかねの温泉へ!!


THERMAE BATH SPA (テルマエ・バース・スパ)

古代の建物を修復・改造して建てられた大きな温泉施設。
正面以外はガラス張りになっていて 全体で見るとかなり近代的、
周囲の古い街並みからはちょっと浮いた存在かも。










外観が高級フィットネスのような雰囲気なので非常に入りにくいんですが
勇気を出して入店!

カウンターで入浴時間を伝え、支払いを済ませます。
(スタッフはものすごく愛想が悪かった!)


2時間・・・£26.00
4時間・・・£36.00


タオルは持参していたのでスリッパ(£2.50)バスローブ(£4.0)をレンタルしました。
付属品が意外と高いので、用意できたらしていった方がいいかも。



更衣室&ロッカー室は男女共用。

最初それを知らず、あせってMENSルームを探す相棒君(笑)
それに気付いた親切な女性のお客さんが男女一緒であることと、
ついでに更衣室のロックの仕方まで教えてくれました☆

ちなみに個別の更衣室にはベンチと鏡もついていて、けっこう便利です。



ロッカーは、カウンターで渡されるリストバンドをかざすと自動でロックされます。
バースの温泉施設がこんなにハイテクとは!






内部は写真が撮れないので以下はHPから拝借した画像で・・・



「Open-air rooftop pool」


まずは屋上へ直行。
ここは写真の通り、バース・アビーをはじめ街が一望できるので
最高に気持ちが良い!

日本の温泉とはまったく景観が違うけど、
これってかなりレアな体験なんじゃないでしょうか?

ただし湯気が立つほど温かくはないです。
日本人感覚だと、相当ぬるめのお湯。
見た目は完全にプールですがバシャバシャ泳ぐ雰囲気ではなく、
そこはまさに温泉、みんなゆったりくつろいでます。

外国製なのでしょうがないけど、水深がけっこうあって
身長156cmのわたしは立つと顔がギリギリ出るくらい。
自由に使える浮き道具を駆使して、なんとかゆらゆらできましたが。


30分近くここにいたかな?
お湯からあがって次の場所へ行こうと思ったら、
さすが屋外!濡れた肌に風が直撃してかなり寒い!!!!
なるほどガウンってけっこう必要だなと痛感。
(これ冬は寒すぎて入れないんじゃ・・・?)



「Aroma steam rooms & waterfall shower」

つづいてスチームサウナへ。
4つ個室があり、それぞれ別の香りのアロマが楽しめます。
(ちょっと匂いが強いかもしれない)

でも個人的にはココが一番のヒット!
ベンチの下からどんどん温かいスチームが出てきて、
目をつぶると森の中にいるみたい(?)で相当いやされました。



「Minerva Bath」

施設の中で一番大きなプールで、ここもぬる~い温度。
ジャグジーや、急に噴射してびっくりするパワーシャワーがあります。



二時間たっぷりお湯につかって、
ぬるいながらもかなり体がほぐれた様子。
お金を出せばたくさんの種類からのマッサージが受けられるし、
ちょっと奮発して自分にご褒美なんて時にピッタリかも?

唯一の要望としては・・・もっとお湯を熱くしてー!かな。




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2012年5月28日

バースへ小旅行。 〔ローマン・バス博物館編〕




2週間ほど前、世界遺産の街バース(Bath)と、
ストーンヘンジのあるソールズベリー(Salisbury)へ1泊2日の小旅行をしてきました。

ロンドンから列車で1時間半。

.....ですが、節約隊の私たちはNational Expressの長距離バスを利用。
行きは片道ひとり£10でした!(ただし3時間半かかりますが。)



素敵なことに、この街は全体が世界遺産に登録されているのです☆

バースは2000年前のローマ支配時代、温泉の街として発展し
まさにこの名前が場(Bath)」の語源となったのです。



こんなどんより空でもほんわか明るく見えるのは
街全体がこのハチミツ色の建物で統一されているおかげかも。



この地域で採れる素材を使っているそうです。
やさしい色合いでなんだか安心しませんか?



元修道院、現教会のバース・アビー。
写真じゃ小さすぎですが、左右の天使がはしごを登る彫刻が特徴的。



重厚感ありあまる扉は木製!!

建物は壁の8割が窓で、大量の光が差し込むため
「西のランタン」と呼ばれているそう。




教会のま隣にあるのが大浴場の遺跡
ローマン・バス博物館。

入場料は年々値上がりしているらしく£12.25
でもうれしい無料日本語ガイダンス付き♪








いまでも毎日温泉は沸き出ていて、触ると生暖かくぬる~い。
まさに生きる遺跡!
(緑色なのは藻がはっているから。)



「テルマエ・ロマエ」の世界!




見学できるのは温泉だけかと思ったら
意外にも広い展示会場におどろき。

しかも、ガイダンスの説明も丁寧でものすごく分かりやすい。
社会科見学に来た小学生のような気持ちで歩き回れます☆



発掘された当時の道具やらなにやら。模型や映像もいっぱい。



いまの遺跡からは想像つきませんが、当時建物はかなりカラフルだったとか。




ローマ時代、神殿に奉られ崇拝されていた女王ミネルヴァの金の頭像。
発掘の際に偶然発見されたもので、いまこうして見られるのはものすご~く奇跡的なことらしい。




さてこれは一体なんでしょう?



正解はサウナ!(蒸し風呂)

漫画「テルマエ・ロマエ」のワンシーンにもありましたが
ここで汗をかいて、体中のアカをこすってもらうんですねぇ。
いまシャワーしかない我が家の状況からすると
想像するだけで気持ちよさそう~ 羨ましい...



暗い部屋にあるのは水風呂。本当に現代のスーパー銭湯ですね。
水の底でキラキラ光っているのは大量のコインです。
なんで水を見るとみんなお金を投げ入れたくなるのか不思議.....。







当時の人々にとって、ここは大切な憩いの場、
生活に欠かせないものだったそうです。



最後に温泉の試飲コーナーが設けられているあたりがニクイ。
前にいた人たち、飲むなり「オエー!!」という反応をしておりました。わかる。。。




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