3日前に行ったばかりのロンドン・フィルム・フェスティバル。
たった2週間の限定公開なので、今日はその中の邦画を観に来ました。
久々に傘が必要なくらいの雨が降ったロンドン。
予めオンラインでチケットを購入して、窓口で購入時に使ったクレジットカードを見せると
チケットと交換してくれます。
今回観たのはこの映画!
『マイ・バック・ページ』
日本では今年5月に公開された、日本の学生運動が舞台となるこの作品
妻夫木聡と松山ケンイチの初共演ということで、他のどの邦画より気になってました。
お客さんはきっと ロンドン在住の日本人だらけになるんだろうな~と思っていたんだけど、
意外や意外!私の席から見た感じでは3/4が外国人でした。
日本の学生運動に興味があるのか、作品の前評判が良かったのか。
以前イギリスでも上映された『ノルウェイの森』の松ケンが出てるからまた観たいのかな、とか
いろいろ考えてしまいました。
やっぱり外国人がまっ先に思いつく“日本”ってこういう感じで、
ビジュアル的にも面白い時代劇物ばかり人気があるんだろうなぁと思ってました。
マイ・バック・ページのように人間の心情の動きを描いた作品も人気があるなら
すごく嬉しいことですよね。
すごく嬉しいことですよね。
肝心の映画の内容もとーっても良かった!
脇役の役者さんもみんな印象的で、全体的にすごく濃い作品だなと思いました。
日本語上映で英語のサブタイトルが出るわけですが、これでけっこう学習できます。
今まで、過去に鑑賞済みの作品をサブタイトル付きで観ることはあっても
今回のように初めての作品を、しかも劇場で・・・というのはものすごい集中力を発揮します。
難しい日本語の言い回しが、英語だとこんなにシンプルになっちゃうけど
これで伝わるのかなぁ、とかいろいろ考えられますね。
面白かったのが、終盤、居酒屋のシーンで妻夫木くんが「サン」という名前で呼ばれるところ。
彼の知り合いが赤ちゃんを指さして「これ、俺の息子」と紹介するのですが
英語にすると「San,this is my son.」となんともギャグのようなセリフになってしまうんですね。
外国人の観客はどっと笑ってました。
こういう雰囲気を味わえるのも、海外で邦画を観る面白さなのかなぁと。
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